虚子とモンロー3

いよいよ集大成。

 

[#地から1字上げ](NHK・麒麟がくる

 

もしかして、西村智奈美代は天皇制に反対なのか。

 

[#地から1字上げ](立憲民主党西村智奈美代表代行のあばれ太鼓・ふんどし)

[#地から1字上げ](フランス革命の次は日本のジェンダー革命だ)

[#地から1字上げ](G7広島サミット・前夜祭)

 

カメラさん、ちょっとこのパネルを映してもらえますか。

 

A ひと昔前の革新派 =天皇制廃止  →共産党、旧社会党 →元首は総理大臣

B これからも保守派 =男系天皇のみ →自民党      →元首は天皇陛下

C これからの革新派 =女性天皇容認 →新党わさお    →サイレント・マジョリティ

D 破壊的な偽革新派 =女系天皇容認 →フェミニズム   →元首は明記せず

 

[#地から1字上げ](令和のABCD包囲網)

[#地から1字上げ](愛子さま、マイク、マイク)

[#地から1字上げ](ジョンの夢、佳子さまのマチュピチュ

 

岩崎与太郎

 

[#地から1字上げ](錦の袈裟)

[#地から1字上げ](三遊亭円楽、落語名演集5)

 

立憲の西村智奈美よ、これ着よ。

 

[#地から1字上げ](目黒のさんま)

[#地から1字上げ](三遊亭円楽、落語名演集3)

 

誰よりも、誰よりも、君をライス。

 

[#地から1字上げ](阿武松

[#地から1字上げ](三遊亭円楽、落語名演集5)

[#地から1字上げ](5月18日は石川佳純選手の引退会見)

 

先生、岸田総理の解散総選挙は、G7広島サミットが終わって支持率が少しだけ上がった6月しかありません。しかし、新時代のジョーカーの出現でまさかの政権交代というデルポイの神託が出ています。

 

諸君、シンゾー、君か?

 

[#地から1字上げ](お尻クイーン)

[#地から1字上げ](りんごヌード)

[#地から1字上げ](読売新聞2023年4月24日)

 

先生、G7広島サミットが終わったら、自民党では岸田おろしが始まるのですか。

 

諸君、みんなでやろうぜ。

 

[#地から1字上げ](スピーチ・ライター・サル)

[#地から1字上げ](よみがえる荒井秘書官)

 

先生、いよいよ集大成ですか。

 

諸君、里見香奈女流五冠は、プロになった方がいいのか、女流のままの方のいいのか。エウダイモニア(幸福)とは何だ。

 

[#地から1字上げ](萌えよ、西村智奈美!)

[#地から1字上げ](ふみきゅん饅頭・2個セット500円)

[#地から1字上げ](夫婦別宇治ちなみまんじゅう・2個セット500円)

 

あなたは危険な事はされまい

危険はお断りです

 

そうはおっしゃるが

すでに危険を冒しておられる

 

私が?

胸にお気をつけて

 

[#地から1字上げ](007は二度死ぬ You live only twice)

 

左も右も、この本に苛立った。戦後問題の基本書。

 

[#地から1字上げ](帯)

[#地から1字上げ](内田樹&伊東祐吏の両氏による充実の解説2本)

[#地から1字上げ](加藤典洋敗戦後論ちくま学芸文庫、2015年)

 

戦後の日本人は、なぜ先の大戦の死者をうまく弔えないのか。なにゆえ今も、アジアへの謝罪をきちんと済ませられないのか。なぜ私たちは、占領軍に押しつけられた憲法を「よい憲法」だと感じるのか。このような敗戦の「ねじれ」の前に、いま、立ちどまろう。そうでなければけっしてその先には行けない――。新しい大戦の死者の弔い方、憲法の「選び直し」など、ラディカルな問題提起により大論争を巻き起こした本書は、そこでの警告がことごとく現実となった、喫緊の戦後問題を考える上で不可欠の一冊と……

 

[#地から1字上げ](裏表紙)

[#地から1字上げ](加藤典洋敗戦後論ちくま学芸文庫、2015年)

 

なぜ、ノッポさんは自分の死の公表を9カ月も遅らせる必要があったのか。

 

[#地から1字上げ](できるかなのノッポさん、昨年の9月に死去)

[#地から1字上げ](NHKニュース7、2023年5月10日)

[#地から1字上げ](とびこみオーラル・御厨貴

 

先生、ゴン太くんに飛び込みオーラルですか。

 

諸君、しかし、ゴン太くんの言葉がわかるのはノッポさんだけだ。一方で、ノッポさんは言葉が話せない。

 

[#地から1字上げ](とびこみオーラル・御厨貴

[#地から1字上げ](ぼくはすずちゃんと三重県で子作りします)

[#地から1字上げ](あじへいラーメン子ども会員入会200円、ケンミンショー)

 

クソ男。

 

[#地から1字上げ](古事記

[#地から1字上げ](おのかりんさん評)

[#地から1字上げ](NHKラジオ・おしゃべりな古典教室)

 

先生、投書が来ています。われわれが思っているほど、加藤典洋氏は顧みられていない。

 

諸君、無駄だと思ったが、弔いたいと思った。

 

[#地から1字上げ](新党わさお・2024)

 

この、戦場から帰った者は何も語るな、というセリフの最後の個所は、原文では、こうである。

 

It's time we let the dead die in vain.

 

わたしの読んだある研究書の著者はこれを、「戦死者は無駄死にさせなければならない」と訳している。

 

こうして、わたし達は最後の言葉にたどりつく。

 

「戦死者は無駄死にさせなければならない」。

 

しかしこれは文学の言葉として、これは死者への、心からの呼びかけの声ではないだろうか。文学とはつながりよりも深い、切断の力なのである。

 

[#地から1字上げ](二四〇頁)

[#地から1字上げ](加藤典洋敗戦後論ちくま学芸文庫、2015年)

 

先生、ちょっと待って下さい。あのナレーションの人は、実はゴン太くんが登場する前は、自分がノッポさんとコンビを組んで主役を張っていたのです。ゴン太くんはGHQですか。

 

諸君、それを作れば彼は来る。

 

[#地から1字上げ](できるかな)

[#地から1字上げ](注 ゴン太くん登場以前はわれわれの遠い記憶なので正確ではない)

 

歴史なき国民の時代の歴史なき天皇制の可能性を問う。

 

[#地から1字上げ](いま・ここの憲法改正

[#地から1字上げ](新党わさお40億年の到達点)

[#地から1字上げ](左も右も、論理国語に苛立った。戦後問題のアウフヘーベン

 

憲法改正は国家の再生の始まり。まずは元首を明記する。

 

[#地から1字上げ](新しいシン憲法のお話)

 

A 公的な天皇は、元首という点(共時)で、国民と(面に)つながっている。

B 私的な天皇は、祭司という点(通時)で、臣民と(線に)つながっている。

 

[#地から1字上げ](日本の一国二制度

[#地から1字上げ](あなたはどう思いますか)

 

先生は先ほど日本人に生まれたことは宿命であるとおっしゃいましたが、ぼくたちの、天皇に対する接し方、というか、お付き合いの仕方はどのようにあるべきでしょうか。

 

[#地から1字上げ](質疑応答)

[#地から1字上げ](小林秀雄講演・新潮カセットブック)

 

どうだ

考えてくれたか

 

それは

旦那はんの令和でがんすか

 

んだ

俺の令和だ

 

令和だば

仕方ありましね

 

きみは悪から善をつくるべきだ

それ以外に方法がないのだから(ストーカー)

 

型にはまった表現や

表面的なスキルを身につけることは

 

本書の意図するところとは逆である(180度!)

他者と向かい合い、刺激し合い、思考を深め、創造していく

 

おお! おれたちの骨は、

愛に充ちた新たなる肉体を身にまとう

 

[#地から1字上げ](故・加藤典洋氏に、隠し剣鬼の爪)

[#地から1字上げ](ランボー、丈高い美の一存在、野村喜和男訳)

[#地から1字上げ](松本茂、大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法)

 

橋爪 言葉は必ず意味を持つでしょう?

 

美人 (アルカイックな微笑)

 

[#地から1字上げ](言語ゲームとは何か・橋爪大三郎

[#地から1字上げ](flier公式チャンネル)

 

橋爪 意味がなければ言葉じゃないでしょう?

 

美人 おっしゃる通りですね。

 

[#地から1字上げ](言語ゲームとは何か・橋爪大三郎

[#地から1字上げ](flier公式チャンネル)

 

そこをポーンと超えちゃって下さい。

ポーンとですね。

 

[#地から1字上げ](石川佳純・15秒)

[#地から1字上げ](俳句、来るべきもの)

[#地から1字上げ](新しい本麒麟、はじまる)

 

つなぎとめるものを私たちは離されて持っている。

 

[#地から1字上げ](着の身着のままで)

[#地から1字上げ](生のみ生のままで)

[#地から1字上げ](木の実木のままで)

 

A 首相は平和主義だった日本を軍事大国に変えようとしている。

 

B 首相は平和主義だった日本に、国際舞台でより積極的な役割を与えようとしている。

 

[#地から1字上げ](タイム誌記事に異議)

[#地から1字上げ](読売新聞、2023年5月13日)

 

クウィサッツ・ハデラック。

クウィサッツ・ハデラック。

 

[#地から1字上げ](DUNE)

 

――僕たちの、菅総理とのお付き合いの仕方といいますか、現政権と地方自治のあり方について、お二人に質問したいと思います。

 

[#地から1字上げ](オリンピックはお祭りだ――遠藤利明元五輪相)

[#地から1字上げ](長野県山形村の蕎麦、最高!――ウド鈴木さん)

 

小林 ああ、君はどうして、そういう抽象的な言葉を出すかな。君は天皇というものについて、関心がある? 天皇制がどうだとか、民衆意識がどうだとか、そういうことに僕は答える興味がないんだよ。というのはね、君は心の底からそういうことに関心があるわけではないからなのだ。

 

天皇に対して本当に親しみを持っているのは、ほとんど側近の方だけではないかな。諸君が聞かれてどう思うかわからないが、こんな話をしよう。このあいだ、僕は皇居を拝観に行ったのです。その時、今度新しくなった皇居を設計した人が案内してくれた。その人に僕は天皇の話をいろいろ伺った。すると何のついでだったか、鴨の話になって、「あなた、そんなに鴨がお好きなら、今度、新嘗祭《にいなめさい》の時にご招待しましょう」と言われた。

 

新嘗祭の夜、陛下はたった独りで賢所《かしこどころ》にお入りになる。そこで何をなさっているのかは誰にもわからない。無論、新嘗祭ですから、新しいお米を神様にお供えして、お礼を申し上げる儀式があるのだが、これはどういうものか天皇しかご存じない。天皇だけが綿々と守ってこられた儀式です。

 

賢所に入られると、長いこと出ていらっしゃらない。そのあいだ、臣下はかがり火を焚いて、陛下を待っている。新嘗祭は晩秋ですから、真夜中になると寒い。寒いから、白酒《しろき》、黒酒《くろき》が出る。お酒、どぶろくですよ。そして、鴨の雑炊が出る。「その鴨はうまいですよ」と、その人に言われた。「あなたがそんなに鴨が好きならば、今度、陛下のお入りになる時に外で一緒にお守りして下さい。その時に鴨のお雑炊を差し上げます」。

 

これでぼくは、陛下に対するアンティミテ(親近感)ってものがわかった気がした。もちろん普段の僕には、天皇へのアンティミテというものはありません。それは僕の性格だし、現代人はみんなそうでしょう。しかし、その話を聞いた時に、ああ、アンティミテとはこういうものだなとわかった。このアンティミテを、昔の日本人は持っていた。ついこのあいだまで持っていた。これも歴史です。僕がその人から聞いたのは一つの証言、歴史の資料ですよ。こういう話を聞いた時、僕たちは歴史家にならなくてはいけない。日本という国、あるいは天皇というものについて、こういう卑俗なところから経験するのです。

 

だから、天皇制なんて言葉からいっては駄目だね。あるいは昔の勤王、いわゆる志士のことなどからいっても、よほど資料に対して眼光紙背に徹する目がなければ駄目だ。そういうふうに僕は答えるよ。天皇制というような言葉、今の政治問題としての天皇の解釈、今のインテリ風の天皇の解釈、そんなものに僕は何の興味も持たない。陛下はこういうことをなさってきた、いまだになさっているのだなどとは、教育で教わらないだろ。残念だね。陛下は、われわれの祖先に対して、ちゃんとした信仰を持っていらっしゃいますよ。

 

今度拝観した時も感じたのだが、皇居と今の日本のインテリは、関係がないのです。これは実に不思議なことだな。あれは実に美しく、堂々たる建築で、僕は文化だと思うが、木と石とで出来ています。中はもちろん近代的な鉄骨ですけれども、あの美しさは木と石から来ている。

 

外国人もずいぶん拝観しに来て、とりわけスウェーデンの建築家が驚嘆したのだそうです。それで、スウェーデン政府がこれだけの細工をする大工さんをぜひ招待したいと言い出したのだが、僕を案内してくれた人が、すぐに断った。「これを作った大工さんはもう七十歳以上の人ばかりだ。名人といわれている大工さんばかりだが、そんな名人たちをスウェーデンなんかへ連れていったら、飯食わせないだろ? パンだろ? みんな駄目になりますよ」

 

新しい皇居の建築に使った木は、樹齢六百年以下というのはないのです。すべて六百年以上、樹齢八百年、千年というような木を使っている。しかし、そんな木はもう日本にないんだそうですな。これには本当に驚きました。「木曾の御料林《ごりょうりん》ってどうなりました?」「もう荒廃しちゃって駄目ですよ」。だからヘリコプターを使って、三年ぐらいかけて見つけてきた木ばかりで建てたというのです。

 

陛下の御座所に謁見の間があります。そこには、ずらりと大きな欅《けやき》の板を敷き詰めてある。樹齢千年という欅ばかりです。木目がしっかり出ている。拭き漆をかけて、ピカピカとしている。謁見する人はそこを歩いて、陛下の前まで進んでいく。謁見する人は、外国人が多いでしょう? 「すると、ここは靴で上がるんですか」「そうです」「だって婦人もいるでしょう。ハイヒールでここを歩くんですか。拭き漆の一枚板、みんな傷がついちゃうじゃないですか」「ええ、それはそうです。しかし、それはしかたありませんな」。僕はその答えを聞いて、感動しました。こういうのが文化だという気がしたな。

 

皇居を拝観して、話を聞いていると、僕は陛下について思い出します。やっぱり、何か血があるんでしょう。そういう経験については話せます。だけど、天皇制を現代人としてどう考えたらいいか、なんて質問には、僕は答えないんです。そういう軽薄なる質問にはな。

 

[#地から1字上げ](一〇七頁)

[#地から1字上げ](小林秀雄・学生との対話、新潮社、2014年)

 

学生G どうもありがとうございました。

 

小林 はい。

 

[#地から1字上げ](一一〇頁)

[#地から1字上げ](小林秀雄・学生との対話、新潮社、2014年)

 

公爵閣下

アラキスへようこそ

 

[#地から1字上げ](東京・DUNE)

[#地から1字上げ](シン・若狭勝ニュース塾)

[#地から1字上げ](新党わさお&ニュー小池百合子

[#地から1字上げ](よそもの・わかもの・バカモノ)